浅見光彦~最終章~ 6話

6話

今から7年前、浅見家の宝物のような存在・祐子(小出早織)が、高校時代からの親友、森村香菜(森脇英理子)と正法寺美也子(奥田恵梨華)の3人で初めて、木曽へと旅行に出かけた。そもそも旅行へ行くきっかけとなったのは、光彦が書いた「幕末の動乱に翻弄されたヒロイン皇女和宮」をテーマにした記事を読み、和宮が辿った道を歩いてみたいという祐子の思いからだった。その旅行中、急用で先に帰京した香菜を除き、祐子と美也子は山で道に迷い転落。その事故で美也子は旅行の記憶を失い、祐子だけが帰らぬ人となってしまったのだ。

そんな祐子の命日に、仕事で休めない陽一郎(風間杜夫)と和子(黒田知永子)夫婦と、須美子(原沙知絵)を東京に残して、光彦と母の雪江(佐久間良子)の二人は木曽へと向かう支度をしていた。いつものように陽一郎の部下・桐山(田中幸太朗)が陽一郎を迎えに来ると、祐子の話を聞いた桐山は、仏前に線香をあげたいと申し出る。その仏前で、祐子の死に納得できないことがあると、桐山にこぼす光彦。旅行へ出かけた祐子に貸したカメラが、いまだに発見されていないというのだ…。木曽出身の桐山に、来年の命日には里帰りがてら一緒に木曽へいこうという言葉を残して、光彦たちは木曽へと向かった。

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出演

  • 沢村一樹/浅見光彦役
  • 風間杜夫/浅見陽一郎役
  • 黒田知永子/浅見和子役
  • 原沙知絵/吉田須美子役
  • 田中幸太朗/桐山道夫役
  • 佐久間良子/浅見雪江役
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