サラリーマン金太郎2 10話 最終回

10話 最終回

宇田川家私有地再開発の利権を手放したくない旭星会が差し向けたヒットマンの凶弾に倒れてしまった大和会長(宇津井健)。金太郎(永井大)はすぐさま病院に駆けつけるが、昏睡状態が続いており、予断はまったく許されない状況だ。このままヤマト中央建設は暴力に屈してしまうのか。水木課長(風見しんご)ら営業四課の面々もすっかり意気消沈してしまう。

「会長……」。ひとり港にたたずむ金太郎。そこへ静かに現れる美鈴(井上和香)。「金ちゃん……ずっと一緒だからね」。もはや二人にはそれ以上言葉は必要なかった。その頃、鷹司(細川茂樹)は京子(青山倫子)と共に、今回の再開発に絡む利権を牛耳ろうとしている政界のドン・中江重太郎(竜雷太)のスキャンダルを暴く準備を整えていた。鷹司もまた大和会長を慕っていたのだ。

浜辺の小屋に身を隠していた金太郎と美鈴、そして椎名(南圭介)やマキ(西丸優子)たちに連れてこられた工藤(八神蓮)は旭星会の襲撃を受ける。絶体絶命のピンチを救ったのはなんと黒川社長(古谷一行)だった。「おまえもヤマト中央の社員の一人だ。社員を守るのは社長の役目だからな」。だが、金太郎の決意は固い。「みんなのこと……ヤマト中央の仲間のこと、頼みます」。覚悟を決めた金太郎の目と言葉に黙ってうなづく黒川。

最後の戦いの直前、ふとしたことから金太郎は古い建物に対震工法を施し、ぬくもりを残したまま安全な街を造り上げることを思いつく。「これだ……これが会長の夢だったんだよ!」。一方、鷹司が仕掛けたスキャンダルは中江によっていとも簡単に握り潰されてしまっていた。「俺は最後の仕事に行って来る。じゃあな」。金太郎は工藤に言い残し、たった一人で旭星会に殴り込む。「やれるもんならやってみろ。その代わり、全員道連れだ!」。怒りに燃えた金太郎は旭星会をアッという間に壊滅させるが・・・。 →[adrotate group=”15″]

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出演

  • 永井大/矢島金太郎役
  • 井上和香/末永美鈴役
  • 青山倫子/桜井京子役
  • 細川茂樹/鷹司誠士役
  • 古谷一行/黒川優作役
  • 宇津井健/大和守之助役
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